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S1507
「庭と玄関の植物はすべて夕昇が管理しているんです」と、お母さんのユカさん。息子の夕昇くんが樹木に興味を持ち始めたのは、なんと2歳! 徐々に家でも植物を育て始め、今ではお気に入りの針葉樹を中心に、ボトルツリーやチャメロプス フミリス セリフェラなど、その数は90種類を超えるほどに。挿し木やコウモリランの植え付けだってお手のもの。肥料も米ぬかや卵の殻で手作りしている。そんな夕昇くんの夢は樹木医。「枯らしてしまうこともあるけど、それも勉強。何が悪かったのかを調べます」。三浦さん宅は一軒家。玄関脇の車庫前にもお気に入りの針葉樹の鉢がズラリ。アンティーク調の扉の雰囲気とマッチ。庭の木は、配置と名前などを手描きのデータベースで管理。原産国・学名・特徴などがぎっしり。キュートな絵はイラストレーターであるお母さんの影響!?ベランダの植物も、時には室内の鉢と入れ替えたり。並べ方のポイントは「色目と高さのバランス」だとか。本棚の上にも植物が。サボテンの陶器の横に本物のサボテンを置いた、遊び心あふれるディスプレーが楽しい。リノベーションしたマンションは天井が高く、背の高いシェフレラも映える。奥の植物スタンドはアイアンウッド。自ら「植物屋です」という松江さんは、言うならば植物専門のスタイリスト。「例えば秋冬のアイテムが並んでいる洋服屋で、植物だけが真夏だと不自然でしょ」と、アパレル出身の経験を生かして季節感やテーマに沿ったディスプレーをする。自宅では、植物を本棚に置いたり帽子スタンドと合わせたり、さりげない小技があちこちに。「服みたいに鉢で衣替えしたり、インテリアみたいに模様替えしたり、型にはまらず飾ることを楽しんでいます」。81