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概要

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大覚寺貞観18年(876)に建立された、真言宗大覚寺派の本山。嵯峨天皇の離宮を寺院に改め、歴代の天皇や皇族が住持した門跡寺院で、嵯峨御所として知られている。境内の東側には大沢池が広がり、平安時代に唐の洞庭湖を模して造られた日本最古の林泉式庭園も。日本三大名月観賞地としても名高く、中秋の頃には観月の夕べも開催される。(第216回)●京都市右京区嵯峨大沢町42075-871-00719:00~17:00(16:30受付終了)不定休拝観料=大人500円嵐山通船嵐山のシンボル・渡月橋の上流の大堰川では、かつて平安貴族が“舟遊び”を優雅に楽しんでいたといわれ、今も船頭が棹一本で舵を取りゆったり遊覧できる屋形船が運航されている。船は趣きのある木製の和船で、嵐山の景観によく似合っている。夏には、嵐山の夏の風物詩のひとつである鵜飼見物も可能。乗合の遊覧船は随時出船。(第216回ほか)●京都市西京区嵐山中尾下町14-42075-861-0302 9:00~16:00 無休&12/31~1/1休乗船料=遊覧船大人1,100円(乗合の場合)野ののみや宮神社平安から南北朝の頃には、天皇の代理で伊勢神宮に仕える斎王(皇女)が伊勢へ向かう前に1年間こもって身を清める習わしがあったという。その清めの場所として嵯峨野の清らかな場所に建てられた野宮のひとつを起源とするのが[野宮神社]である。天照大御神をご祭神とし、全国から縁結びや子宝安産を祈願する女性も多く訪れている。(第157回)●京都市右京区嵯峨野宮町12075-871-19729:00~17:00境内参拝無料ジオラマ京都JAPAN嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅に隣接するこちらには、縦12.3m×横17.3m、地下の留置線を含めて総面積285.15㎡という日本最大級の鉄道ジオラマが。京都の街がテーマのジオラマは、神社仏閣やランドマークも1/80サイズで精巧に再現されている。本物の列車と同じマスコンで模型列車を10分300円で動かすこともできる。(第323回ほか)●京都市右京区嵯峨天竜寺車道町 トロッコ嵯峨駅内2075-882-7432  9:00~17:30トロッコ列車の運休日に準ずる&12/30~2/29休入館料=大人500円(トロッコ乗車割引400円)優雅な舟旅はまるで貴族のよう35