ブックタイトルkansai_menlife

概要

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ラーメン R A M E N アジア麺 A S I A M E N パスタ PA S TA そば S O B A うどん U D O N山﨑麺二郎［京都・円町］　スープの材料、粉、醤油の選定など改良を少しずつ重ねることで今日の味が生まれる。18番の細麺を使うらーめんのほかに14番平打ち麺の塩らーめん750円、同じ14番でもモチモチの太麺でクリアなつけ汁のつけ麺700円など。炊き込みのチャーシューごはん200円ももっちりおいしい。味付け玉子、メンマ増し各100円。-------------------------------------------------------------●京都市中京区西ノ京北円町1-8　2075-463-1662　11:30～14:30　18:00～22:00（売り切れ次第終了）　月曜休　Pなし西大路通円町丸太町通エディオン円町JR嵯峨野線　取材するたび「当たり前にやってるだけです」と記者泣かせなコメント。営業中もその寡黙過ぎる接客が印象的な店主・山﨑健二郎さん、彼の原体験にあるのは思い出の食堂の味。幼少の頃、伏見稲荷に家族でよく出かけ、その帰りに決まって食堂に立ち寄り、「中華そばが好きでよく食べてました」という。中華そばへの憧憬が忘れられず、大阪の名店?麺乃家?で修業した後、独立を果たしてはや6年だ。スープは国産丸鶏と鶏ガラ、モミジと野菜を炊き込み、4種の節と昆布でひいた和ダシをブレンドした力作。自家製麺は辿り着いた3種類、粉の配合は合わせて太さを変える。食材の選定にも1年を費やしたストイックさの理由は、「味をもっと良くしたい」の一心。過不足のない深い味わいは、誰しもの心にあるだろう、例の食堂の味のようにじんわり沁みるはずだ。そぎ落とすことで生まれる緻密でシンプルな優しい味。「６時間じっくり炊いてるだけ4 4です」というスープ。「春よ恋」と「穂乃香」をブレンドした自家製麺。最近はつけ麺にも人気が集まっているという。食堂価格に涙が浮かぶらーめん650円。肉感あるチャーシューに、やわらかく弾力あるメンマなど具材にも盛りにも作る人の正直さが映る。山﨑麺二郎45