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概要

M1610

23おうち割烹 あや富[綾小路富小路] map P12 E-3 カウンターは掘り炬燵式。コース5,000円?。日本酒250円(80m?)?、今月の飲み比べ日本酒1,000円。カード可。●京都市下京区綾小路通富小路東入塩屋町68 2075-354-0058 18:00~23:00(金・土17:30?、日・祝17:00?) 不定休 築100年の町家を利用した空間は高級感のある佇まい。最初はちょいと緊張するが、玄関で靴を脱ぎ、美人女将の案内で席に着いてみれば「おうち割烹」の冠に納得するだろう。ミョーに居心地がいいのだ。たっぷりと奥行きをとったカウンターの向こうには、いかにも旨いもんを食わせてくれそうな大将・森口隆宏さん。シェフズテーブルならぬ大将前カウンターがこの店の特等席だ。厨房は客と同じ目線になるよう設計されているので、会話に入るのもスムーズ。旬の食材が並び筆文字踊る品書きを吟味しつつ、大将とのやり取りで注文を決めるという流れを作れたらこっちのもの。「彼女がハモ食べたい言うてるんですけど」「脂がだいぶ乗ってきたし、さっぱりした洗いなんてどうでしょ」「それ、お願いします」なんて、ちょっと粋ですやんお兄さん。ここで注意すべきは、イイ顔したいばかりに生半可なうんちくや知ったかぶりを披露するのはもちろんNG。「料理人からすると、お客様は食材や調理のことは詳しくご存じなくて当たり前。分からないことは素直に聞いてくださるのが一番です」と森口さん。大将の胸を借りて、存分に料理と楽しい時間を堪能されたし。大将の懐に飛び込んで味と技に酔いしれよう。ご覧のように、明朗会計の安心感。しっかり飲んで食べて、ひとり6,000円ほど。名残の鱧菊花1,390円。脂が乗った初秋のハモを梅醤油で味わう。ぐじ土びん蒸し1,690円は若狭のぐじと椎茸、焼き九条ネギとひと捻りの具材で。香り馥郁の、栗まんじゅう890円。取材日に初入荷のサンマ。はしりから名残まで、旬の魚を多彩に調理。旬モノで話題を作れ。│おうち割烹 あや富?男アゲポイント