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概要

M1605

[特集]ヒップな立ち呑み革命!10 サードウェーブ旋風、巻き起こる。ポップな立ち呑みNOW!18 今、注目すべきムーブメント。3大潮流を知る。1.日本酒 2.肉 3.店主30 極狭キッチンで繰り出す連携プレー。最速調理ファンタジスタ。32 立てば会いに行ける美女ばかり。立ち呑みガールズコレクション。36 日替わりお品書き80種(!)よりセレクト。これ、全部食べても10,000円!38 おっ、立つニュースを発見。STANDING掲示板。 ダークダックスで、お立っちー。なんてフレーズがミーツの誌面で踊っていたのは15年ほど前のこと。その頃、立ち呑みと言えば、よれたサラリーマンや、作業着のおっちゃんが赤ら顔で「ウイ?ィ」となっている…というイメージ。でもまぁ、それはイメージでしかなくて、実際は、ピンヒールのお姉さんや、バリっとダブルでハットな老紳士も並んで飲んでいた。街の酒場とは、ひと言では語れない。そういうものだ。 そんなイメージや実際はさておき、ここ数年立ち呑みの話題が騒がしい。新店の話を聞けば、「また立ち呑み!?」の合いの手を入れるのが、編集室での日常的な風景。それらの新店に「安旨でセンベロ」な気分はなくて、「あそこ料理が、ガチやねん」「酒の揃えがハンパない」「店主オモロイ」という、オドロキと共に語られることばかり。お、なんか変わってきてる? いなたい角打ちとは、明らかに一線を画す、イマドキな空気感。これは、立ち呑みサードウェーブだ。そこには共通項を、いくつか見つけた。若い店主が情熱を持ってやっている。メニューにナムルがある。アボカドも必ずある(野菜メニューが充実しているのね)。カラフルなタイル張りがある(DIY感あり!)。トイレが綺麗である(そしてわりと派手)。そして小商い。お、この感じ、なんかポートランドっぽくね? これこそがサードウェーブじゃないか、という気づき。 そこには「安く飲めりゃいいんでしょ」という乱暴なスタンスはなくて、あるのは酒場として正しくありたいという気持ち。だから、待ち合わせの一杯によし、気が向けばそのまま飲み続けてもよし。軽くメシも、ガッツリメシもいける。突然、ひとり増えてもきゅっと詰めれば入れる。その振り幅の広さがあれば、そりゃ人気出るよね。イマドキだって、懐が深いんですよ。コーヒーの話じゃなくて、立ち呑みこそサードウェーブ。竹村匡己(本誌)いきなりリージョナル42 実は好きじゃなかった!?バッキー氏が真意を語る。立って俺も考えた。44 第4世代は、書店でスタンディング!?遠藤、立ち呑みはじめたってよ。45 その違いは、一体どういうこと!?角打ち、立ち呑み、立ち飲みのナゾ。46 酒場の女傑ふたりによる現場レポ。第1世代 探訪(絵)日記。50 立ち呑み界のポートランドが大阪に!?パイオニアが語る、聖地・北浜開拓史。53 16SS Meets Fashion IssueThe W.Meets Regionalno.335May 2016CONTENTS 51